つまさき47度

万人に認められる教員よりも、代わりのいない教員でありたい。

 

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私はある先生にものすごく嫌われている自覚がある。

 

「学校には伝統というものがある。それを学べ。」

 

「あんたはちっとも頑張っていない。だから、応援できない。」

 

「子供についていたいなら小学校か幼稚園に行けば」

 

こんなのは一部であって、これ以外にも大量の『ご指導』を頂いた。

 

正直、いつも最初は落ちる。ダメージをしっかり食らう。

 

でも、「万人から評価されるより少数の熱狂的ファンとアンチがつくほうがいいのでは?」と思うことでメンタルを保っている感ある。

 

そもそも、私は常識とか普通とか、そういう言葉が大嫌いだ。

 

「伝統」という言葉は、嫌いなワードランキングにはランクインしていなかったけど、「伝統を守れ」のような強制を含む文脈で使われる時には嫌悪感しか湧いてこない。

 

頑張っているか、頑張っていないか、そんなのは他人には理解できないし、理解されてたまるか、と思う。

 

そして、「子供と一緒にいる時間を長く」というのは、私のやり方なので、とやかく言われる筋合いはない。

 

誰が何を言おうと、私は子供が学校にいる間はできるだけ同じ時間を共有していたい。監視する意味ではなくて、良いところ探しをするために。

 

結局、人それぞれの考え方があり、やり方がある。

 

きっと私には理解のできない教育観を持つ教員もいるのだろうと思う。

 

正しいとか、間違っているとか、そんなことで人を測る教員にはならない、と、改めて決意させられた。

 

私は、何事も平均点でこなす教員にはなりたくない。

 

へこたれている場合じゃない。

いくら部活動制度に反対でも、部活の生徒は可愛いんだよ。

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部活の生徒に「私は来年度、ここにはいない」ということを伝えた。

 

自分で思っていた以上に、私はちゃんと生徒から愛をもらっていたんだということにも気付くことができたし、ちゃんと一人一人の人間として、私はあの子たちが好きだったんだということを再確認することもできた。

 

あの子たちを一番笑顔にできるのは私であって欲しい、なんてことを考えた。

 

うーん。

 

正直、部活動顧問制度には全く同意できていないし、むしろ反対だし、休日欲しいし、休みたいし、っていつも思っている。今でも同じ気持ち。休みなく教員が部活見るなんておかしい。

 

でもね、生徒は可愛い。可愛くて仕方がない。

 

こういう弱みに付け込んで、部活動指導させるなんて汚い。

 

可愛くて、可愛くて、可愛くて、ダメだ。

 

あの子たちに会える最後の日、ちゃんと最後に抱きしめて、出会えてよかったと伝えたい。

親は偉大だ。信じることの強さを知っているから。

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親は偉大すぎる。

 

毎晩、夕飯を用意してくれている。

 

遅くなると、デザートが冷蔵庫に入っている

 

太るじゃないか。いや、嬉しい。

 

疲れて帰ってきているのをわかってくれている。甘いデザートが沁みて、時々涙が出そうになる。

 

昔から私はわがままだった。

 

一人っ子で、甘やかして育てられたと言えば確かにそうなんだろうと思う。

 

欲しいものは何だって手に入った。親の愛情だって同じ。愛情が足りないなんて思ったことは一度もない。いつも愛されていると自覚してた。

 

小さい頃から、親は私を周りに自慢した。それでも、何かをやれと命令することはなかったから、プレッシャーを感じたことはない。「勉強しろ」というセリフも、覚えている限りでは言われたことがない。

 

ずっと家にいたいと思っていた。一人暮らしはしたくなかった。自分をここまで育ててくれた親に、無条件に愛してくれる親に、いつまでもいつまでも甘えていたかった。

 

だけど私は、とうとう日本を出ることを決意した。

 

いつも私の決意は自己完結で、他人に相談したりしない。相談しても、最初から答えが決まっていることばかり。家族にも、相談しなかった。

 

「私、海外で働くから」

 

それから、テレビに海外就職に関する番組が映っていると、情報をくれるようになった。私の働く国についても、調べてくれた。

 

「本当は娘に日本にいて欲しい」というメッセージは痛いほど伝わってきていたけど、それでも海外に出ることを応援してくれているのが嬉しかった。

 

今までのように、「お前のやりたいことをやれ」というスタンス。こんな親の元に生まれたことを誇りに思う。

 

高校も大学も私立に行かせてくれて、せっかく公務員になって安定したと思った娘が「退職して海外へ行く」だなんて、とんでもないと思ったに違いない。でも、私の未来に決して口出ししなかった。

 

ありがたいったらありゃしない。

 

うちには、昔から門限はなかった。

 

中学の時にピアスの穴を開けたけど、怒られることもなかった。

 

高校をサボったのに怒られることもなかったし、内緒でバイクの免許を取ってバイクに乗っても怒られなかった。あれほどバイクは駄目だと言われたのに。

 

「どうでもいい」だなんて思われていないことはわかる。どうでもいい存在であれば、毎日遅くまで私の帰りを待って一目顔を見てから寝室に行ったり、海外旅行からの帰りは空港へ迎えに来てくれたり、面白そうな本を買って来てくれたり、そんなことをしてくれるはずはないから。

 

私は、親にものすごく信用してもらっていた。

 

この教育の大切さを、今ではひしひしと感じている。

 

叱るよりも、信じることが一番大切なんだ。

 

私は親をとても尊敬している。

 

私も、生徒を一番に信じることのできる教師でいたい。

海外赴任10日前の私がしていること

 

なんやかんや、生徒を卒業させた後も忙しいです。つまさきです。

 

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tsumasaki47.hatenadiary.jp

 

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これらの記事を書いたのが、もう随分前のことになりました。

 

日本出国まで、あと残りおよそ10日。

 

笑えるくらい準備が進んでいません。

 

とりあえず、毎日何かしら物をひとつずつ捨てています。

 

向こうでは更にシンプルな生活が送れますように。

 

そういえば、家が決まりました。

 

プールが大きくてワクワクしています。着いたら速攻泳ぎたい。あわよくば痩せたい。

 

明日から始めたいことは、家族に手紙を書くこと。

 

出国の日にポストに入れて、もうしばらく会わないことになってから私の本音を読んで欲しいと思います。

 

ちゃんと、感謝の気持ちを伝えたいのだ。

 

素直に言えないけど、送り出してくれたことも、心配してくれてることも、全てに感謝している。

 

私はうちの子に生まれて幸せ者だ。

初めてクラスの生徒を卒業させた気持ちを、まとめず綴る

 

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初めて、担任を持った生徒を卒業させた。

 

一週間以上前から私の夜泣きは始まり、別れが怖くて仕方なかった。

 

私はもともと泣き虫だけど、今まで一つのことでこんなに長期間泣いたことはなかったような気がする。

 

私はK2プライドガールなので、恋愛においてわんわん泣くなんてかっこ悪いと思うし、映画を観て感動して泣いたってせいぜい一日だし、悲しいことは寝て忘れるし、こんなに毎日泣くことはなかった。(過去記事参照)

 

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本当に、生徒と別れるのが嫌だった。

 

2年から3年に上がる時にはクラス替えがないので、私は彼らを担任として二年間受け持ったことになる。

 

2年間という時を共にするにつれて、今後こんなに愛せるクラスを持てるだろうか、と思えるくらい愛おしいクラスが出来上がった。

 

ちっとも落ち着いたクラスじゃなかった。

 

ちっとも模範的なクラスじゃなかった。

 

いくらでも問題はあった。

 

だけど、私にとって本当にこれ以上のクラスはなくて、宝物だった。

 

一年以上登校できなかった生徒が、自分の意思でこの日だけ教室に登校した。3年生になって、最初で最後の全員登校。夢が叶った。当たり前のことかもしれないけど、嬉しかった。

 

最後の日、第516号目であった学級通信を読んで、少し話をして、プレゼントをもらったり、最優秀賞を取ることのできた合唱曲を歌ってもらったり、写真撮影をして、本当の「さようなら」をした。

 

私のクラスは2年間同じ生徒が号令係で、今回の「さようなら」も、その生徒の号令によるものだった。

 

当たり前が愛おしかった。

 

最後の「さようなら」がものすごく悲しかった。

 

思えば私は、ちっとも立派な担任ではなかったし、力のある教師ではなかった。

 

それでも、担任でいさせてくれた生徒たちには感謝の気持ちしかない。

 

自分じゃない方が、他の先生の方が、もっと上手くやれるんじゃないか、と何度も思った。それでも、生徒はいつも私を必要としてくれていた。

 

ダメ担任だった私だけど、その分、生徒は成長した。

私を支えるために、ちゃんと成長してくれていた。

 

私は生徒に守られていたし、生徒に救われていたし、毎日毎日パワーをもらっていた。職員室で嫌なことがあっても、教室へ行けば忘れられる、私の心のオアシスだった。

 

恋愛以上の気持ちだった。彼らのことを考えると、今でも胸が苦しいし、涙が出そうになる。

 

宝物を失ってしまった私の心は、文学的に言うと「心にぽっかり穴が空いた」ような感じだけど、彼らの門出を祝わなきゃならないので、最後はちゃんと笑顔で「おめでとう」を言った。

 

一生私はあの子達の担任でいたい。成人式が楽しみ。

 

こんなに人を愛したのは初めてでした。最高の3年間だったなあ。

 

そして、生徒は細かいことよく覚えてるんだよなあ。もらった手紙を読むと、3年間のいろいろな思い出が蘇ってくる。

 

片付けのできない生徒にファイルを買ってきて、カテゴリーごとにシールを貼って、フォルダ分けできるようにしたこと。

 

「掃除がめんどくさい」と言ってきちんとやらない生徒を居残りさせて、一緒に教室の隅々まで綺麗にして掃除の楽しさを語ったこと。

 

ちゃんと座って授業を受けられない生徒に「つまさき先生との約束」と言うカードを作って、一日頑張るごとにシールを貼って褒めたこと。

 

「寒い」「エアコンつけてください」と言う生徒に、「寒いなら東南アジアへ行きなさい!」「アフリカもおすすめ!」と言って、自分の旅の話を始めたこと。

 

英文法を歌でしつこく教える私に、「先生!うるさい!そんな歌で絶対覚えない!!!」と反抗していた生徒が、受験後に

 

「先生の歌が頭から離れなかった。おかげで、英語が結構解けた。」

 

と言ってくれたこともあった。

 

1年生の頃赤ん坊のように自分で何もできなかった生徒が、クラス替えの時に「つまさき先生のクラスだけは俺絶対嫌だ!!!!」と言っていた側から私のクラスになり、3年生では学級委員も応援団長も務め、

 

「先生のクラスの生徒でよかった」

 

と言ってくれたこと。

 

思うように点数が取れなくて、「志望校を変える」と泣きながら言う生徒に「やらずに後悔するなら挑戦して後悔しろ!!」と言ったこともあった。結局その生徒は合格して、自分の軽はずみな発言に反省しながらも安心した。

 

「私にとって、つまさき先生は、将来なりたい人ランキング1位です!!」と書いてくれた生徒もいた。泣いた。

 

クラスの生徒からもらった手紙やアルバム、卒業アルバムや卒業DVDを見ると、まだ涙が出るのでやめておくけど、私は本当に本当に自分の生徒が好きで、一生忘れることのできない思い出になったなあ、と思う。

 

出会えてよかった。

 

この3年間、一生忘れません。

 

あ〜しばらくこれは心のモヤモヤが消えないな。

 

浸らせてください。。。。

大食い女、がっつり馬鹿にされるの巻

 

私、一人でどこへでも行けてしまうタイプの人間です。

 

ディズニーはもちろんのこと、ラーメン、焼肉、など、ちょっとハードルが高いと言われているところにも一人で行きます。一人が好きです。

 

今夜の夕飯は焼肉だったのですが、お店でがっつりカップルに馬鹿にされたので備忘録も兼ねて書いておこうと思います。

 

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まず、最初に頼んだのは

 

大ライス、カルビ三種盛り、シーザーサラダ、野菜の盛り合わせ、カルビスープです。

 

ここまでは何も問題がなかったのですが、途中で大ライスをお代わりし、カルビとハラミ単品1皿ずつとユッケを追加注文したあたりから、視線を感じ始めるようになりました。

 

「大ライス2杯・・・」

 

「テーブルの上、やばくね?満遍なく肉!!!」

 

「あれ、お前食べれる?(彼氏が彼女に聞いている)」

 

「超ウケるんだけど!!!!」

 

ギャルめ!!!!!!!!私はそういう人を馬鹿にする奴らが嫌いだ!!!!!!!!!

 

大食いで何が悪い!!!!!!!!!!!!!!!

 

私は確かに大食いで、給食だって顔パスで大盛りもらえるし、飲み会では食べる量に驚かれることが多いです。でも、ここまではっきりと知らない人に馬鹿にされたのは初めて!!!!!

 

そこからも、「化け物じゃね???」と言われたり、「くるぞ!デザート!期待できるぞ!何品食べると思う?」と賭け始めたり、1時間以上いじられ続けました。

 

反撃できるほど強くないので、黙って聞いていました。

 

そして、私は負けず嫌いなので、ちゃんと期待に応えるよう食べ続けました。

 

うん、あのね、今まで一人で行動していて馬鹿にされたことはなかったし、「一人で焼肉とか恥ずかしいじゃん!」と言う人に対して、

「自意識過剰じゃないの?誰も見てないよ。」と思っていたのですが、見られていることもあるのだと知りました。

 

今年度はもう一人焼肉はやめます。

【つまさき流教育論】可愛い子には掃除をさせろ

教育論です。子供のいる人は、絶対に自分の子供にめちゃめちゃ掃除させた方がいいと思うんです。

 

可愛い子には掃除をさせろ!!!

 

掃除は、生き方だ!!!!

 

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「汚いものを掃除するのが好きか?」と聞かれれば、「ノー」と答える子供が多いと思うけど、「綺麗な部屋で生活するのが好きか?」とか、「綺麗なトイレを使うのが好きか?」と言われたらきっと多くが「イエス」と答えると思う。

 

結局、掃除嫌いの人は、「綺麗な状態」というゴールまでの道のりが嫌いなだけ。綺麗な状態は誰でも気持ちいいよね。

 

掃除に一生懸命取り組める人っていうのは、どんな道のりでもまっすぐに努力することのできる人だと思う。

 

掃除をきちんとできる子供は、学力を上げたいと思えば面倒でもゲームしたくても勉強するだろうし、スポーツが強くなりたいと思えば疲れても辛くても練習するだろうと思う。

 

つまり、目の前の辛さではなくて、ゴールだけを見つめてひたむきに努力できる。

 

小さい頃から汚いところもちゃんと掃除をする習慣をつけさせておくと、「今、楽をする」ことではなくて、「目標に向かって努力する」ことのできる子供が育つ。

 

だから、絶対に「うちの子供には汚いものなんか触らせないざます」といった育て方は辞めた方がいい。

 

大切な子供にこそ掃除をさせよう。掃除ができない成功者なんか、いないんじゃないかと思う。

「日本ではモテない人も、海外にはバカモテする国がある」はマジ!

 

こんばんは。ブルゾンちえみに生活をぶっ壊されそうです。つまさきです。

 

何度同じネタを見て部屋でひとり笑っていたことか。

 

ちなみに、基本的にテレビ見ない系女子なので、ブルゾンちえみを2日前までは知りませんでした。

 

生徒に「先生!ブルゾンちえみの真似してください!」と言われ、ブルゾンちえみを知らない私は

 

「ん〜〜!!!ブ!ル!ゾ!ン!ブルゾン!」と全身で表現したところ

 

「違う・・・」と生徒が離れていったことをきっかけにyoutubeで検索しました。こりゃ面白い。

 

ブルゾンちえみが何かの番組で、

 

「日本ではモテない女子でも、自分がかならずバカモテする国があるので自信を持ってください!!!」

 

と言っていたが、ちなみにこれはマジだ。

 

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私は、日本でまだ「モテ期」というものを体験していない。

 

人生にはモテ期が3回あるというものだから、これからの人生がとても楽しみである。

 

ただ、日本でモテ期が来ない私でも、バカモテする国があったのだ!!!!

 

それは、マレーシア

 

おそらく人によってモテる国というのは違うと思うんだけど、東南アジアの国では日本人はだいたいモテる。

 

でも、マレーシアは群を抜いていた。

 

マレーシアのとあるクラブでは、めちゃくちゃ視線を集めた。

 

セブンイレブンでさえ、何度声をかけられたかわからない。

 

ショッピングモールを歩けば、男が寄ってきた。

 

「キュートでファンキーだ!」と手を握られ求婚されたこともあった。

 

日本で全くモテない私はマレーシアでバカモテしたのだ。

 

全国の非モテ女子に告ぐ。

 

絶対にどこかで、君はモテる。

 

「私なんか・・・」と塞ぎ込まず旅に出るといい!

 

必ずどこかで男を周りに侍らせることができるから!!

 

ちなみに私は2021年に初めてのモテ期が来る予定。乞うご期待。

危険がないならば私はきっと海外旅行に惹かれなかった

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「海外でひとり旅をしていた」と言うと、必ず

 

「危険じゃないの?」

 

と聞かれる。

 

危険じゃないわけないじゃないか。

国の外は危険で溢れてる。

 

「死ななくてよかったね」

 

と言う人もいる。

 

もちろんこれから楽しいことがたくさんあるんだろうし死ななくてよかったけど、狭い世界に閉じこもっている方が私は怖い。

 

死ぬことはいつも覚悟している。旅に出る時は。

 

世界(主にアジア)を旅してきて、危険なことはたくさんあった。

 

知らないところへ連れて行かれる、刃物を向けられたこともある、日本では体験したことがないほど体調を崩したこともある、レイプされそうになったこともある、宿泊したところが薬物乱用者御用達の宿だったこともある。

 

それでも私は旅に出たことを後悔していないし、むしろあの時の自分に感謝している。

 

何をするにもある程度のリスクがあって、人生はルーレットと同じだから、いくらベットするかで得られるものも違う。

 

だから私は生き方として、「ハイリスクハイリターン」を求める。

 

人生がもっと長ければ、自分が300歳くらいまで生きられるならば、「ローリスクハイリターン」を狙いにいくのかもしれないけど、本当に短い。人生は短すぎる。

 

いいじゃん、死んでしまったならそれで。

 

未知なる領域に足を踏み入れることを恐れて生きるより、自分の一生を賭けても新しいことにチャレンジする方がいいじゃん。

 

「残された家族のことも考えろ」と言う人もいる。私にとって家族は宝だ。本当に大事なものだ。

 

でも、誰かのために生きるのはナンセンスだと思う。

 

せっかく生きてるんだから、人生全てをベットして常にワクワクしていたい。

「持たざる者」として一生学び続けていこうと思う

賢い人は羨ましい、とずっと思っていた。いや、今も思っている。

 

賢さが300万円くらいで買えるならば、私はそれに惜しみなくお金を注ぎ込むと

思う。

 

私の何十倍も賢い人と話す中で、自分の脳みそのツルツルっぷりに嫌気がさすことがある。

 

例えば、きっと同じ本を読んでも、私と賢い人とでは吸収力が違う。

 

1冊の本から私が1を学ぶうちに、彼らは10も20も学べるんだろう。

 

賢さがプレインストールされている人は本当に羨ましい。

 

才能なんて不公平だ、と思う。

 

誰しもが何か突出したものを持っているなんて、嘘だ。

 

持っている人は持っているし、持たざるものは何も持たない。

 

だから私は、一生をかけて本を読む。

 

持たざるもの代表として、50年後、60年後、「積み重ねは長い時間をかければ才能に勝てるんだ」ということを証明するために。

 

まだ20年と少ししか生きたことがないので、この世界の仕組みはわからない。

 

だけど、才能が支配する世の中なんて納得できないから、本を読み続ける。学び続ける。

 

「あんたは頭が悪いから」だなんて自分で自分を見捨てることはしない。

 

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そして、本を読み続けたことで見られた成長がある。

 

大学生の頃は、暗い世界ばかりが目に入って、社会批判ばかりしていた。今もそういうところあるけど。

 

でも、今は「行動次第で世界は明るい」ことがわかった。歴史がそう証明している。

 

「持たざる者」として、馬鹿のままこの一生を終えたくないと思う。

 

本を読む者と読まない者では見える世界が違う、なんて馬鹿みたいなことを私は死ぬまで信じ続けていくんだと思う。