ネットでのADHD診断後、即クリニックへ行ってきた。
衝動性もADHDの特徴の一つ。
衝動的にクリニックへ行って、ADHDかどうか診断してもらいました。
結果は、
重度のADHDでした。
結果を聞いて、笑うしかない。思った通り。
診断には、心理検査、問診、血液検査を行いました。
問診では、「どうしてそこまでわかるの?」といった内容のことまで言われて、まさに自分はADHDなんだろうと理解。
教員をしていることもあって、ADHDの子供はたくさん見ているし、まさに自分と同じ症状だ、とは思ってたのですが。マジでした。
救いは、「過集中」の症状があること。
集中しすぎて周りが見えなくなってしまう症状なんだけど、これがあったから自分を評価してくれる人も居たんだなと。
好きなことはとことん突き詰めるタイプで、のめり込むともうひどい。でも、これが良い意味で出てきたのが、大学での勉強。
成績表はほぼAAもしくは時々 C。つまり、好きな科目はものすごく良い成績が取れるし、そうでなければ全くできない。
大学に入るまでの受験に関しては、どの教科も満遍なく点数を取らなければならなかったので、それほど結果を出すことはできなかったけど。
それから、コミュニケーション能力が高め(という診断)だということで、
「ちょっと面白い(向こう見ずな)人」といった評価にとどまったのだろうと。
マイペースであることも、「破天荒な人だね」と理解してくれる人が多かったのも救い。
とにかく今までは周囲の理解に助けられてきたんだと感じました。私を、普通の人間として見ているというよりは、一種の宇宙人として見ている人も多かったんじゃないかな。
活動的で、他の人がしないようなことをしていたのも、この障害の症状だったんだなあ。
中学の時は、猫を学校のトイレに連れ込んで飼ってたり、ストッキングかぶってたり、リコーダーを自主的に吹いてたり、ペンで机をドラムにして叩いて先生にめっちゃ怒られたり、ウィオシュレットでジャージを汚したり、色々やらかしたな。
高校では…割と落ち着いて過ごしてはいたけど、先生に怒られたか何かで嫌な事があった日に「転校する」って言って、その日の放課後に他の高校を見学に行ったこともあった。なんか、とりあえずいつも怒られてた。
小学校から高校までずっと先生に怒られて生きてきたような気がするけど、それでも「落ちこぼれ」にならなかったのは過集中のおかげかな。
また、ADHDは片付けが苦手なイメージがあると思うんだけど、私はめちゃくちゃ片付け得意。女性のADHDは、片付けが得意な人も多いみたい。
というわけで、投薬や訓練を継続していくことになりそうです。
とりあえずこの数ヶ月は、投薬での結果を待つしかない。
前々から疑ってはいたことだし、ここではっきり診断が出たからといって落ち込むのではなく、良い部分は生かして、悪い部分はなんとかして、プラスに考えていきたいと思うのでした。
こんな私を理解してくれている人ばっかりだし。
心機一転、新しい自分と向き合います。