ムカついて泣いてる場合じゃないよ。怒りは燃料にしないとね。
目次
最近、何に怒った?
30秒で1つ以上考えて。
こういう問いが出た時に、ちゃんと自分の心と対話できる人とできない人とで差が出ると思うんだ。就活の時だけ自己分析したってダメだよ!
生きてるうちは常に自己分析すべし!!!
というわけで、逃げないから最近の怒りを30秒で考えてみてください。
今の自分の心はそこにしか無いんだから、ちゃんと声を聞いてあげるといいよ。(偉そうに)
ちなみに私は、部活の練習試合をドタキャンされたことに怒りました。笑
「怒り」の感情は誰もが持つもの
誰かに対して、ムカつくとか、腹が立つとか、怒りの感情が生まれることは、誰にでもあるはず。
私は、「教師」としては、怒ってるふりをすることの方が多いです。怒鳴ったり、見捨てたふりをしたり、感情を伝えます。でも、本当にムカついてることなんて、1%も無いんじゃないかな。
生徒、可愛いもん。正直何でも許せちゃう。
むしろ、他の先生に対してだったり、道でエンカウンターした何かに対してだったり、大人に怒りを感じることのほうが多いかな。
期待をするから怒りが生まれる
そもそも、相手に期待をしていなければ「怒り」の感情は生まれないよね。特に、好きな人や信頼してる人に関しては。
「〜してくれると思ってた」
「私に〜するなんて…」
カップルが喧嘩をするのも同じ。
大好きな相手が、同じように自分のことを好きで、自分になら何でもしてくれる、相手は自分のもの、だと思いたいから些細なことにも怒るんでしょ?
嫌いな人がいつもムカつくのは、その相手を従わせたいとか、自分の言うことをわかって欲しいとか、そういう期待があるからだよね。
そう、「相手に」期待してるからでしょ?
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怒りは私たちの限界がどこにあり、私たちがどこに向かいたがっているかを教えてくれる。また、自分が満足できなくなっていることを知らせてくれる。
怒りは、自分を発見するチャンスだよね。
怒りを感じた時に、矢印を外の相手へ向けるのはものすごく簡単。
「何でわかってくれないの」と泣くのも簡単。ふさぎ込んで、「もう何もしたくない」と思うのも簡単。
でも、それは怒りのメッセージを受け取ってあげられてないよね。もったいない。
怒り自体は行動ではない。怒りは行動への招待である。
この言葉がすごく刺さった…!!
怒ることはゴールじゃなくて、スタートなんだよね。新たな行動の。
つまり大事なことは、自分に矢印を向けること
ムカつくから怒る。怒って泣く。だいたい、怒りはマイナス要素としてやってくる。
それをプラスに変えるためには、矢印を自分に向けて考えること。
相手は変わらない。自分がプラスに変わる。怒りを、自分の成長の原動力にすることができれば強いよね。
職場で怒りを感じることもそりゃ、ある。
特に、労働環境に関する問題に関しては、どこにぶつければいいのかわからない怒りでどうしようもない気持ちになることもある。
だから、どうするの?
行動なくして成果なし。怒りは燃料にしないとね。