つまさき47度

「つまさき先生は完璧じゃないからいいんじゃないですか!」

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生徒から言われた言葉。

 

ハッとさせられた。

 

私は教師として、お世辞にも完璧とは言えない。

 

色んなこと忘れちゃうし、生徒に迷惑かけちゃってると思うことも多い。

 

「ほんとうっかりしてて、みんなに迷惑かけちゃってるね。ごめんね。」

とクラスで謝ったら、この言葉が返ってきた。

 

「つまさき先生は完璧じゃないからいいんじゃないですか!」

 

私はいつも生徒に支えられていて、日々助けられてる。

 

自分が生徒に対してしてあげられる事よりも、してもらっている事の方がきっと多い。

 

教師として、完璧でありたいと思ってたし、自分の弱みを生徒に見せたくなかった。できるだけ「先生」らしくいたいと思ってた。

 

だけど、先生には色んなタイプがいて当たり前で、今ある「先生らしさ」に縛られる必要なんて全くないんだろうと思った。

 

「完璧な先生」が必要なら、コンピューターが先生になった方がいい。

 

人間が先生である以上は、弱みだって見せてもいいんだ。

 

私は彼らに何もしてあげられないけど、彼らは私を支えられるほどに、確実に成長している。

 

こういう教育の仕方もあっていいんじゃないかと、甘えだと言われるかもしれないけど、思った。

 

私は本当に毎日、生徒によって「先生」をさせてもらっている。