お金を計画的にしっかりと消費してあげるという考え方
「ボーナスは全て使うようにしている」と決めている友人がいる。
素敵な考え方だと思う。
人間は、本質的には将来への不安を持っているし、貯めようと思えば際限なく貯金をしてしまう。それは決して悪いことではないけれど、貯金を目的に何かを逃してしまうのは「豊かじゃない」。
貯めれば貯めるほど、貯めたくなる。
ある程度、使用下限を自分に設けることは、人生を楽しむために必要かも。
大学時代に貯金を残して社会人になったことは、今でも後悔しているし、「あの貯金でもう一回インド行けたじゃーん!」なんて思う。
最低限の蓄えはしつつも、お金の価値が高いうちにちゃんと自分の心に吸収する生き方をしていきたい。
ボーナス使い切り系男子の友人は、ボーナスで旅行をすることが多いらしい。体力があるうちに、今手に入ったお金を今経験に使うというのは賢い。
私も、せっかく海外に住んでいて、土日もお休みで、季節に合わせたお休みも取れる職場で働いているのだから、自分の経験にきちんと投資をしようと思う。
たまたまそんな話をしていたんだけど、ミニマリストしぶさんも似たようなことをブログに書いているなあ。
私にとって、美味しいものを食べることは本当に幸せで、時々友達に
「なんでそんなに食べ物にお金をかけるの?」
と聞かれることもあるんだけど、
「幸せホルモンセロトニンがめちゃくちゃ分泌されとるんじゃー!食べることは生きることで、食べることは私の幸せなんじゃー!」
と思っている。
私は、絶対に日本の平均的な女性よりも幸せだ。それは、自分が幸せな状況に置かれているとか、恵まれているとか、そういうことじゃなくて、単純に「幸せホルモンがで続けている状態」を維持できているからだと思う。
だから、食べるものにお金をかけることは私の人生を豊かにしていることになる。
自分の幸せホルモンや成長のために、ある程度ちゃんとお金を投資してあげないと、せっかく稼いだお金が枯れていく一方だよ。