ドイツ映画祭６本目！WESTERN

先週から今週にかけて、映画を観すぎている...

充実していて、こういう毎日が好きだーーー！

さて、今日はWESTERN！

今年上映になった新しい映画で、ドイツ、ブルガリア、オーストラリア三ヶ国の共同制作。

戦争の時には兵士として戦場へ行っていたけど、今は肉体労働者として働いている男性が、仕事場を探しにはるばる国境へ。

「何十年も前に戻ったみたいだな！」と言うほど辺鄙な村。

一番の問題は、言葉が通じないこと。

言葉が通じない中で、異文化もお互い理解できず、資源の取り合い、恋愛関係のもつれ、ギャンブルから始まる争い、更には「異」だということで殺されそうになることも。（水に沈めようとするとかそういう原始的な方法だけど）

ただ、言葉は通じなくても分かり合えるんだと感じられる場面もある。

"Unless you eat, you'll be eaten."

"My brother is in the heaven."

お互いに通じる言葉ではなかったけど、ジェスチャーや表情などノンバーバルコミュニケーションで伝わるものもある。

「あいつは部外者だ」という目で見ている人は、理解しようという気持ちがないから分かり合えないけど、歓迎しようとする人は、例え手段がなくても分かり合える。

そんなことをしっかり感じさせてくれるような映画でした。

今回のドイツ映画祭作品の中でも好きな方だったかな。