教員してたあの3年間は宝物だ。
好きな食べ物聞かれたら、あんみつって答えよう。と思ったあんみつ。
日本で教員をしていた頃、何度も書いてたように、私は本当に生徒に恵まれてた。
ついさっき、ある人から連絡が入った。
「元バスケ部の生徒が、英語スピーチ大会で入賞してたよ。」
誇らしかった。
自分が英語を教えた生徒でもあったし、部活の生徒でもあったし、嬉しかった。
報告をくれた人はわざわざ、原稿の写真を送ってくれた。
泣いた。
ひたすら泣いた。
想像もしていなかった。
私のことが書かれていた。
教員を辞めて海外で働き始めたこと、「先生の夢が叶って良かった。かっこいい。」と書いてくれた。
あの子たちを置いて出て来てしまって、悲しませるとか、恨まれるとか、そんなこと思ってた。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
それから、私がふざけてばっかりだったことも書いてくれていた。
可愛くて可愛くて仕方がなくて、よく騙してたなあ。
本気で怒鳴ったことも、何度もあったけど、
ドッキリで怒ったことも何度もあった。
私が本気で怒ってないことを知った時の、生徒のホッとした顔が可愛かった。
私がいたことで、誰かの力になれるなら、誰かを励ませるなら、そんな幸せなことはなくて。
今後も、仕事内容は変わっても、誰かの原動力になれるような生き方ができたら、と思った。
いっときいっとき、目の前の人を笑顔にしたい、って思い返すことで、ちょっとした行動も変わってくるんじゃないかな。