じいちゃんが死んだ。
じいちゃんが死んだ。
気持ちとしては、この時が来てしまったか、という感じ。
2年前に、ある程度覚悟はしてた。
それでもシンガポールへ行くと決めてから、立ち会えないことも覚悟してた。
普通に2日間仕事をして、2日後の夜便で日本に一時帰国することになった。
仕事をしている間はいい。
することがある間はいい。
1人になって、静かな空間に身を置くと、元気だった頃のじいちゃんの顔が浮かぶ。
大好きだった。いや、ちゃんと今も大好き。
私のことを、これでもかというくらい可愛がってくれていた。
出会いの喜びってのはじわじわと来るものだけど、別れの悲しみはガツンと来るから嫌いだ、いや、別れが好きな人なんていないか。
昨日は急いでシンガポールから日本へ帰国して、夜はじいちゃんと2人きりで寝た。
色んな思い出について話した。
話すとまた悲しくなって泣き、落ち着いてまた話し、その繰り返し。
じいちゃんは私のお願いを断ることはなくて、2年前危篤状態だった時も、
お願い生きて
という私の台詞で命を取り留めた、のだと私は勝手に思ってるんだけど。
今回も、もし近くにいられたらいけたんじゃないかな〜とか。
いや、死は誰にでも訪れるものだし。避けられるものじゃないし。わかってるけどね〜!
とりあえず、日本にいる間にちゃんとお別れして、すっきりしてシンガポールへ帰れますように。
今年もあと1カ月。