ネイビスバンジー in ニュージーランド
ネイビスバンジー 、無事終了!!!
拠点に着いてバスを降りると、「トイレを済ませてね」と言われ、3分後にはあっという間にハーネス着けられて小さな鳥かごのような箱(語彙力)へ。
これに乗って、ジャンプ台まで行く。
箱は鉄の網目状で、下が見下ろせるようになっている。
しかし、つまさきは決めていた。
下は見ない。跳び終わるまで絶対に。
ジャンプ台へ着いてからも、下がガラス張りになっている箇所があるのだけど、絶対に下は見ないと決めていた。
あっという間に椅子に座らさせられ、ハーネスはもうつけているのに更に何やらつけられ、「支えているから一歩ずつ前へ出ろ」と言われる。
下を見ないとどこまで進んでいいのかわからない。それでも絶対に下を見るわけにはいかない。
「まだ前?」「もっと?」と一歩ずつ確認しながら前へ出る。
何と情けない姿だっただろう。
「ここでストップ。カメラあるから右向いて!正面も!じゃあ行くよ。5、4、3、2、1」
カウントダウンめっちゃ早い!!!!
しかし1度目のカウントダウンで跳べなかったらきっと私は跳べない。行くしかない。
気がついたら跳んでいた。
後で動画を見ると、わりかし綺麗に跳べていたらしい。
ジャンプ台から降りてしまえばこっちのもの。
もう恐怖はなく、鳥のように飛んでいる感覚。川がゆっくり近付いてくる。
跳ぶ前に、「3回バウンドしたら黒いストラップを引いてね」と言われ、「数えられるほど正気でいられないと思う!」と答えたが、案外冷静で、3回しっかり数えてストラップを引いた。
ストラップ引く瞬間は、「これ、違う紐引いたら私落ちる感じ?」とあり得ないことが頭に浮かぶけど、すぐにそんなことはないと思い直して無事黒いストラップを引く。
逆さまだった身体が元通り。
あとは景色を見ながら、引き上げられていくだけ。
実はこの時間にバンジーをするのは私だけだった。他のメンバーはみんな、ネイビススイング(跳び下りるのではなくてスイングするやつ)が目的だったらしい。
引き上げられてからは、また箱に乗り建物に戻る。
建物の中で、ビデオや写真を見せてもらう。
購入もできたけど、記録より記憶、跳んだことに意味がある、ということで購入はしなかった。
跳んだ記念にTシャツをもらった。
色はブラックで結構かっこいい。
とにかく、やって良かった。
1ヶ月恐怖と戦った甲斐があった。
何だってそうだけど、ものすごい恐怖に思えることも、踏み出してみるとそうでもないということが改めて証明された。
「またやりたいか?」と聞かれると、やりたい。
マカオのタワーから跳び下りるバンジーや、アメリカの世界最大のバンジーすらやってみたい。
初回に割と高いバンジーに挑戦して良かった。
たぶん、バンジーの恐怖と高さはそれほど関係ない。
きっと次も、跳ぶまでは怖いけど、やってみるとたいしたことないんだろう。
迷っている人がいるならば、絶対にやった方がいい。