天職かそうじゃないか、そんなのは自分次第なんじゃないか。
お誕生日、おめでとう
先日、同居人の誕生日があった。
「鍵が壊れちゃって〜」と、二人で演技をして、ケーキにロウソクを立てた。
ドアを開けて、「ハッピーバースデー!!」
「プレゼントもあるよ!口紅、似合うと思って買ったよ!」
ベタな演出だったけど、泣きそうなくらい本当に喜んでくれた。それがとても嬉しかった。
私は多分、人を喜ばせることが本当に好きだ。
綺麗事じゃなくて、いい人ぶりたいんじゃなくて、人の笑顔や嬉しそうな顔を見るのが好きなんだと改めて気付いた。
こういう小さな気づきが、自分の将来のキャリアに繋がるのでは?と思った。
「好きなことで生きていく」とは
好きなことで生きていく、っていうのはそういうことなんだろうと思う。
私は、猫も好きだし、甘いものも好きだし、スポーツも好きだ。
じゃあ、猫カフェで働く?獣医になる?パティシエになる?スポーツ選手になる?なんだかどれも違うような気がする。
「好きなことで生きていく」というのは、心の奥が求めている価値観の元で働くこと。
私は将来、「人を笑顔にさせる」仕事に就きたい。
そう思うと、自分の今している仕事も、前職も、全てここに繋がり得ることだと気づく。
人は必ず道に迷い、目的を忘れる
私の前職は教員だった。
部活に力を入れていた。教科指導も、空いた時間でそこそこ頑張った。
バスケ部を、何としてでも勝たせたかった。
生徒を立派な大人にさせたくて、小さなことで口うるさく叱った。
「あれで良かったのだろうか」と、今でも頻繁に考える。
私の目的は、彼らを笑顔にさせることだったはずなのに。いつのまにか、色々なところに目的がすり替わってしまっていたような気がしている。
仕事は自分次第で天職になる
どの仕事も、自分の心の奥底にある価値観に従えば、天職になりうる。
それを、周りの評価だとかそういう馬鹿げたことに惑わされてしまうから、私たちは間違えるし、辿り着くべきところに辿り着くことができない。
私の将来の夢は、「たくさんの人を笑顔にすること」に変更したいと思う。