シェアメイト集結で大人のPSカフェへ。
シンガポールでは最も有名なカフェと言っても過言ではないPSカフェが、チャイナタウン近くのおしゃれ街「アンシャンヒル」にある。
今日は、久々に揃ったシェアメイトと共にそこを訪れた。
ラザニア。
ここまで美味しさが伝わらない写真も珍しい。何度も言うけれど、つまさきにはセンスがない。
めちゃめちゃ大きいチョコレートケーキ。大きさが伝わらない。やっぱりセンスがない。
「ダイエットはどこに行った?」と聞かれそうだけど、今日は7キロ走ったし... 私から甘いもの奪わないで...
ちなみに、朝はベーグル。昼はチキンカレー。
加工はなしでLet it go.
久々の集結で、女子トークに花が咲く。
周りは結婚だ結婚だと言うけれど、私には結婚願望は全くない。
ゼロだと言えば嘘になるけど、せいぜい3%くらい。死ぬまでに一回くらい経験してみたいかも、くらいの感じ。
自由が無くなることの方が怖い。まだまだやりたいことがあり過ぎて、時間が足りない。一生あっても足りない。
恋に悩む末っ子に
「私も結婚を考えた人がいたのよ。こっちの親戚にも、向こうの親戚にも紹介してね。でも、4〜5年付き合って、別れた。」
なんて、恋愛を知ったような口を叩いた。
恋愛なんてクソアマチュアのくせに。
実際、私はその人と結婚するものだと思っていた。もう、あれからだいぶ時は過ぎて、その人が別の人と結婚してもおかしくない時期なんじゃないかと思う。
未練があるとか、まだ好きだとか、そんな気持ちはこれっぽっちもないのだけど、私は世界一男を見る目がある女なので(これはマジ)、「あの人のお嫁さんになる人は幸せ者だなあ」くらいには思っている。
彼は、付き合った女をちゃんと幸せにすることのできる人だった。
50歳になっても、60歳になっても、きっとちゃんと奥さんに愛情を伝えていくんだと思う。たまに見かける、手を繋いだ老夫婦。ああいう風に。
子供が男の子であれば、休日は奥さんを置いてキャッチボールに出かける。キャッチボールの帰りには、息子とパパはガリガリくんを食べて、奥さんにはコンビニスイーツのお土産。
息子の運動会には早起きをして場所取りをし、周りの目も気にせず大きな声で応援をする。
「俺の子だからかけっこは速いはずだ」なんて、無駄なプレッシャーはきっとかけない。ビリになって泣いて帰ってきた時には、凡人には想像もつかないような優しい言葉をかけて息子を慰める。他人には甘い人だから。
子供が女の子だったら、これでもかというくらい甘やかして育てるだろう。iPhoneの待ち受けだけじゃなくて、職場のパソコンのデスクトップもきっと娘の写真。
娘に彼氏ができるなんて許せないのに、そんなこと娘本人には言わず、「どんな奴なのかなあ...」とボソッと呟く。
「パパキモい」「パパくさい」と言われるようになっても、必死で物で釣って、ご機嫌を取るタイプ。
「そんなことしてたら余計に嫌われるよ」と私が笑う。
あれ、いつの間にか隣にいるのは私になっていた。
これくらい、一生その人と暮らしていくことは想像しやすかった。
良い夫、良いパパになるよ。私が言うんだから間違いない。
結婚式には呼んでもらえるはずがないけど、いつかどこかで会えた時に、「娘と出かけたいからって、もので釣っちゃだめ。私のようにわがままな女に育っちゃうから。」
と、助言してやろうと思う。
私の父と、彼はとてもよく似ていたような気がするから。