【レビュー】村田沙耶香さん３作品
相変わらず本は読んでいます。
小説はほとんど読まないんだけど、さすがに読みました。
『コンビニ人間』
遅！今更！
嫌いじゃないかも〜と思って、同じ作家さん（村田沙耶香さん）の別の本を２冊ほど読んでみました。
『消滅世界』の方は、ファンタジーはいいし、設定もまあいいんだけど、「二次元に恋」が入ってきた時点でちょっと私の心離れてしまった...
二次元好きな人が読んだら、共感できるのだろうか。この設定さえなかったらもっと読みやすかったし、軽くならなかったのになーなんて思いました。
『殺人出産』は面白かった！３冊の中でピカイチに面白かった。
村田沙耶香さんの強みは設定だと思うんだけど、この設定は面白い。１０人産めば１人殺していい世界。
短編集なんだけど、『殺人出産』だけで１冊にして欲しかった！もう少し間延びさせても読める読める！
現代社会に対する疑問みたいなのも感じられて、引き込まれました。暗いの好きー。
たまには小説もいいじゃん、と思わせられました。
