湯の森@シンガポール 初訪問!
湯の森、来てしまいました!!
シンガポールにある日系の銭湯。
シンガポールにあるだけあって、高いし、クオリティも日本と比べたら知れてるし、迷っていました。
でも、もう我慢できない... というわけで初訪問。
JCBで支払ったら10%オフでした!
入る前に、タオルは小さい方は持って入ってもいいけど湯船につけちゃだめだとか、かけ湯をしてから入ってねとか、色々説明がありました。日本人からしたら当たり前なんだけど、必要だよね。
それから、使い捨てパンツとビキニをもらえました!!もちろん全裸で入ってもOK!
日本人としてここは全裸で入ろうか... と思ったんだけど、元々裸で入るのは好きじゃなかったのでビキニもパンツもつけて入りました...
日本人としてのプライドはどこへ...
8割くらいの人がつけていたので少し安心。
お風呂はと言えば、最高でした。狭いし、温泉じゃないし、混んでるし、そりゃ地元のちょっと大きめの銭湯とか行けばもっと快適なんだけど、ここはシンガポールだし。
こういうリラックスした雰囲気味わえただけでも幸せです。
仮眠室みたいなところもあって、ブランケットに包まれて3時間くらい寝ていました...
夜寝れるかしら。
お昼はとんかつと温泉卵!MEC
とんかつの衣からだいぶ糖質摂ってるけど、定食にはしなかったの。
そういえば、この湯の森はナショナルスタジアム近くにあって、スポーツする人が多いからかかなり体が引き締まっている人ばかりだった。
細い=綺麗な体じゃないなあ、ほんとに。モチベーション上がる。
ところで、銭湯というところは携帯もkindleも持ち込めないし、嫌になるほど自分と向き合えてしまうんだよね。
サウナに入りながら泣いた。
あと何回、じいちゃんやばあちゃんに会えるだろう。シンガポールにいるこの数年間も時間は流れていて、私も家族もみんな死に向かっているんだって思ったら切なくなった。
日本に帰ってしたいことはたくさんあって、日本シックになっているのも確か。
日本の温泉行きたいし、和食食べたいし、ライザップのスイーツ食べたいし、だいぶ日本のいいとこ見えてきてる。
でも、そんなんじゃなくて、家族が近くにいることって私にとって最大の幸せだったんだなあと。うー。悲しくなる。
スカイプで話をするといつも、「今日も声が聞けて良かった」と言ってくれる家族。
私はちっとも素直になれないから、その台詞を受け流すように「もう時間だから切るよー!」と言う。
それでもちゃんと愛してくれる家族。
会いたいなあ。
日本に帰ったら、何をご馳走しよう。
お土産には何を持って帰ろう。
冬の旅行の飛行機はもう取ってしまったから、春までは帰れない。
状況は変えられないから、春に会える時のことを考えていよう。
久々フードコートご飯。MECならいいや、と思って食べてみたけど、だいぶ味覚が変わってあんまり美味しく感じられなかった。
うーん。
あまりにも長い間、日本にいすぎたな。私は。
世界へ出るなら早い方がいいんだと思う。日本が嫌いだと言いながら、日本の良さを知りすぎてた。
離れて、日本が好きかもしれないって気付いた。
シンガポールが悪いんじゃないし、シンガポールはむしろ最高だし、ここはここで大好きなんだけど。
今ちょうど目の前に見える、こんな景色も大好きなんだけど。
将来ここが第2の故郷になって、「昔私がシンガポールに住んでた頃はね」なんて話ができるようになったら最高だと思うんだけど。
でも、好きだ日本。25年以上も住んでたところ。私はきっとちゃんと日本人なんだ。
そして今はバスの中から目の前にマリーナベイサンズとマーライオンが見える。
夏休みに友達を案内したことを思い出す。
こんなにさみしいのは、夏休みが楽しかったこともあるかもしれない。
マリーナベイサンズ、感動できなくなっちゃったな。
四月に見た時は、以前観光で来たことあるにも関わらずめちゃめちゃ感動した。
ほんと、無い物強請りだなあ人間って。
嫌になっちゃう。
帰ったら炭酸水にたっぷりのチーズを食べよう。
ちょっといいブルーチーズ買ったから、元気になれるかも。
何事もなかったように元気に「ただいま!」って言わなきゃいけないシェアハウスで良かった。
おうちで泣かなくて済む。