やっぱり私はおじいちゃんっ子だよね。
やっと生活が少し落ち着きました。
お通夜も告別式も終えてシンガポールへ帰ってきて、ちょっくら仕事をして、やってきた冬休み。しばし休憩。
それにしても、私は無宗教だなんだと言いながらクリスマスは大好きだし、なんならラマダン後のフィーストに参加させてもらったり、インドのお祭りなんかにも出向くくらい宗教かじるの好きなんだけど、今回改めて宗教すげえ、って思った。
じいちゃんのお通夜でお坊さんが
「死は永遠の別れではありません。全ての人間が、いずれ死を迎えます。みなさんが極楽浄土へ行くまでの、しばしの別れです。」と言った。
この言葉にだいぶ助けられて、ああ、宗教を強く信仰する人がいるのって、こういうことだよな、って思った。
私もきっと90ちょっとで、スイーツ好きが祟って糖尿病あたりになって、死んで、そしたら今までお別れしてきた人たちやじいちゃんにまた会えるんだよな、と思うと救われた。
あんだけ宗教は信じないって言ってたのに。
とりあえず言いたいことは、じいちゃんお疲れ様。
私はこの人から、愛されるって幸せで、辛いよね、ってことを学んだ。
叱られたって、どんなことがあったって、痛いほど愛されていることをわかってた。シンガポール行きを決める時も、一番の心配はじいちゃんだった。それでも、自分が愛されていることをわかっていたからこそ、ここへ来ることを決断できた。
自分がしたいことをして、毎日笑顔で過ごすのが一番じいちゃん喜ぶし、って思えた。
無性の愛って、きっとずっと心に残るんだと思う。
もしまた教壇に立つことがあるなら、私は生徒に好かれる・愛される先生ではなくて、あふれんばかりの愛情を与えられる教師でありたいな、とも思った。
天国のじいちゃんに、恥じない生き方をしていきたいと思う。