つまさき47度

思い出は綺麗で当然のことだから、時々思い出してあげたっていいんじゃないか。

 

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たまたま昔の恋愛話なんかをする機会があって、ほろ苦い思い出を語った。

 

出てくる出てくる。

 

正確にどのくらい付き合ったかなんて忘れたけど、一番長いこと一緒にいた人との思い出はたくさん残っていて、その後もちょいちょい浮いた話がなかったわけではないけれど、短いお付き合いに関する思い出はほとんど残っていない(失礼)

 

思い出は、思い出になってしまった時点で綺麗だ。取り戻せないものだから綺麗なんだ。

 

綺麗なものは、思い出したって害があるわけじゃないんだし、時々思い出してあげてもいいんじゃないかと思う。

 

私たちには、「2人を表す曲」みたいなのがあった。(流石にこっぱずかしくてブログには書けない)

 

私はものすごく、音楽に関して人に影響されやすい。しかも、ストーカー体質なので、相手が「俺はこのアーティストが好き」と教えてくれる前にリサーチしてあって、むしろその本人よりも詳しくなっていることが多い。

 

そういえばその後に付き合った人との思い出の曲はバックナンバーの「花束」だった。ブログに書けるくらい、思い入れも何もない。

 

思い出の曲というのは、その名の通り思い出が詰まっていて、これでもかというくらい色々なことが走馬灯のように思い出される。

 

曲は、苦いこともちゃんと思い出させてくれた。(楽しいこと9.9割、苦いこと0.1割くらいだったけど)

 

過去を振り返って、今私にできることは、当時の相手に感謝をし続けることと、過去を反省することだと思う。

 

私は、申し訳ない女だった。裏切ったことなんかない(つもりだ)けど、それにしても今思えば存在していることが申し訳ない女だった。

 

1分ごとに相手に感謝の気持ちを持てていたら、もっともっと楽しませてあげられただろうか、と思ったり、

もっと信じてあげていたら、相手の支払う対価もそれほど大きくなかったんじゃないかと思ったり、

反省点はたくさんあるので次回に活かしたいと思います(小学生の作文レベル)

 

終わりは必ず来ることは、常に意識するべきだと思う。これまでも、これからも。

 

関係にも、命にも、必ずいつか終わりがくるからこそ、「明日ね」と手を振った時に、それが一生の別れになってしまっても後悔のないように、伝えることは伝えなきゃいけない。

 

それが、できていなかったのは大きな反省点。「変わらず明日も会える」なんていう毎日の繰り返しだった。

 

あれから、つまらぬ恋愛しかできていないけど、また自分に余裕ができたら、あれくらい自分らしくいられる恋愛をしてみてもいいんじゃないかと思う。

 

やっぱり私は、恋愛は時間をかけて2人で作っていくものだと思うよ。

 

運命の相手も、世界で1番の相手も存在しないから、お互いが「関係」というものを作り上げるんだよね。運命の相手じゃないからこそ時間が必要。1年や2年じゃ相手のことなんてわからない、と思ってしまう。

 

出会ったばかりの人は信用できない。

 

「元恋人に感謝する日」なんてイベントがあったら、バレンタインをすっぽかしてでもプレゼント持って感謝を伝えにいくのに、この世は今にフォーカスしてばっかり。だから、うまくいく。